カニ岩は、根室市の昆布盛の沖、ユルリ島・モユルリ島の北東にある2つの小さな岩である。明治と昭和の水路誌は、どちらもこの岩をモユルリ島の北東の「蟹岩」として記している。1,21898年の『日本水路誌』は、モユルリ島の北東約1.3 kmにある二小岩のうち、高い方を約7.6 mとする。11936年の水路誌は1岩の高さを9 mとし、括弧書きで「トド島」という呼び名も添えている。2米国NGA地名辞典も、この岩の異称として Todo-shima(トド島)を収めている。3
カニ岩(カニイワ)

基本情報
| 名称 | |
|---|---|
| 場所 | 北海道 根室市 |
| 人口 | 0人 |
| 最高標高 | 9 m(岩の頂)7 |
| 座標 | 北緯 43.23896、東経 145.61924 |
| アクセス | 不明 |
位置
国土地理院国土地理院 / 海岸線:VMAP0
自然・地理
- 1936年の水路誌は、次のように記す。モユルリ島の北東約1.3 kmに2つの小岩があり、「蟹岩(トド島)」と称する。そのうち1岩は高さ9 mである。この岩から北と東へそれぞれ約560 mの間は水深2 mより浅い浅水地で、うねりがあると波が砕ける。2
- 1898年の『日本水路誌』は、次のように記す。母緩島、すなわちモユルリ島の北東約1.3 kmに、「蟹岩」と唱える二小岩がある。高い岩は約7.6 mである。その周り約560 mには水深約4.6 m以下の浅水が広がり、波があるときは砕ける。1
- 国土地理院のカニ岩は、名前と、モユルリ島の北東約1.6 kmという位置から、水路誌の蟹岩を指すと考えられるが、要確認である。4
島のいろいろ
年表
注
- 1 水路部『日本水路誌 第5巻』、1898年、48頁。
- 2 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年、78頁。
- 3 米国国家地理空間情報局(NGA)『GEOnet Names Server 地物記録(根室振興局の島・岩、範囲検索 2026-10-22)』。
- 4 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 5 水路部『日本水路誌 第5巻』、1898年。
- 6 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年。
- 7 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年(1936年の値)。
参考文献
- 水路部『日本水路誌 第5巻』、1898年。
- 水路部『北海道本島沿岸水路誌(書誌第3號A)』、1936年。
- 米国国家地理空間情報局(NGA)『GEOnet Names Server 地物記録(根室振興局の島・岩、範囲検索 2026-10-22)』。
- 国土地理院『電子国土基本図(地名情報)自然地名(国土地理院ベクトルタイル提供実験 experimental_nnfpt)』、2017年。
- 国土地理院『地理院タイル「全国最新写真(シームレス)」(seamlessphoto)』。